拝啓
暖かくなってきましたね。
いかがお過ごしでしょうか。
思い出せばH君との出会いも
春が近付き始めた
これくらいの暖かさの季節でしたね。
バイトで僕がH君から仕事を教えてもらい始めて
どれくらい経った頃でしょうか
音楽の話で意気投合するようになったのは。
連絡先を交換した時
H君のメアドが10FEETの歌詞の一部だったことに気付かず
すみませんでした。
CDもたくさん貸し借りしましたね。
レンタルごっこ
楽しかったです。
私に貸してくれた Funeral for a Friend のCDがなくなったから
ウチに来てめちゃくちゃ探してましたね。
すみませんでした。
でもそれは冤罪
H君が貸してくれたCDの中で
私の特にお気に入りだったのが
Yellowcard の Ocean Avenueでした。
ロックなのにバイオリン
バイオリンなのにパンク
パンクなのに美しい
バンドサウンドにバイオリン
でも違和感を感じさせない。
むしろ融合
ゴジータ
・・・でしたよね
H君
最後に話したのは
麻婆豆腐を食べに行った時でしたっけ。
それ以降連絡が取れなくなりましたね。
あの時私が席移動しようって言ったのが
気に食わなかった?
それとも麻婆豆腐の食べ方が
汚かった?
それとも食後に爪楊枝でシーシーしてたのが
嫌だった?
それとも・・・
それとも・・・
おれがケータイなくしたせい
この曲を聞く度に
H君のことを思い出すんです。
“Way away away so you can see”
君が遠い。
遠いよぉ。
P.S.元気です、俊平